コーチング・コラム|日本人であるということ
日本は、不思議な国です。
変化を好まない国というイメージがあるようですが、突然変異的な変化を柔軟にこなしてきました。
漢字に代表される中国文化、仏教、のちにキリスト教などの多様な宗教、明治維新、第2次世界大戦後の復興・・・。
いま、日本人はちょっと「日本人であること」に自信をなくしている面があります。
しかし、日本はこれまでもこれからも日本であり続け、変化の遅さに世界を失望させながらも、忘れたころに大きな変革をとげるでしょう。
人間として生を受けることができたというのは、「ありがたい」(あることが不思議なほどの得難いこと)です。
そしてさらに、日本人として生を受けたというのも確率的にさらに「ありがたい」ことです。
コーチングにおいても、「自分を知る」というプロセスにおいて、どうしても「日本人であるということ」を切り離すわけにはいきません。
舶来のコーチング手法がそのままでは効果が出ないのも、そこに原因があります。
日本人であるということを受け入れ、ありがたいと思う。
これだけでも、人生に対する肯定度が増すと思うのです。
「誰かが大昔に木を植えたから、今日誰かが木陰にすわっているのだ。」ということばがあります。
日本人であるということを大切にし、子孫に遺したいと情熱を燃やしてきた先人たちへの感謝の気持ちで心を埋めてみませんか?
日本人であるということを考える題材図書のご紹介
(個人的な好みによりますことをご了承ください)
「敗北を抱きしめて」(ジョン・ダワー)
「世に棲む日々」(司馬遼太郎)
「小説上杉鷹山」(童門冬二)